”声”を使った活動を主にしている魔王。
演技、歌、朗読、ナレーション etc.
梵人(ぼんじん)
職業:魔王
年齢:だいたい700くらい(もう覚えてない)
誕生日:人間界換算だと12月1日にあたる
趣味:声を使った遊び 人間鑑賞
特技:呪術の類・高笑い・なぞかけ
口癖:人間て面白いな/人間のここ嫌いだわ
好きな色:紫 ・黒
好きな四字熟語:魑魅魍魎
魔界を統べる王。真名は人間には聞き取れない(存在しない文字)。
かつて人間界を掌握せんと行軍したが、人間界に好意を持ったため逆に魔界に彼らの文化や特性を持ち込もうとしている(少なくとも600年は頑張っている)
しかし成果がないわけではないので魔界に月や人間界の建物を真似て作ったものが多数ある。人間界の生物は魔界では死滅するので煙草や珈琲の栽培に苦労している。
人間界に好意を持っているがそれは"人間"にではなく「理知的な文明」や「面白い文化」に、である(特別人間嫌いというわけでもない)。
人間界ではじめて触れた文字が梵字だったため必死に勉強していたが後々になって的外れな事に気付いた。
その名残から稀に梵字を使用し人間界での仮の名を梵人とした。
はじめて降り立った人間界が日本の宮崎県だったので拠点としているが、ポータルが繋がりやすいだけで出身とかではないし宮崎は魔界ではない。
魔法陣を使用したポータルは何度でも繋げる為、普段は魔界で過ごしているが所要や私用で人間界に降り立つことも珍しくはない。ただし人間界だと魔力はやはり制限されるらしい。
初代魔王の骨を使った杖を所持している(なんかすごい高価らしい)。動かない人間の棺がベッドだと思い込んでいた為、それから寝具は高級棺を愛用中。
人間界で市長を務めていた経歴を持つが、どうやら選挙で負けてしまったらしく、市長の事について聞くと悲しそうな顔をするので、聞かないことをおすすめする。
ペットとしてケルベロスを飼っており自身はドラゴンに変身する事も可能である。
遥か下にある(地球やマントルの概念はない)。
四季は存在せず、また太陽も存在しない為、光源は梵人の作り出した(真似した)月や蝋燭などの灯、稀に嘶く雷くらいなので基本的には薄暗い。
国土には瘴気や魔力が満ちているので人間の生存は不可能とされている。
現在の魔界は人間界から取り入れたものが多く、建造物や電気、ガスなどはこれにあたる。
元々は人間界の西洋文化に限りなく近い国であったため日本の和の文化などは外来種としている。
しかし動植物を含む生命のあるものは作り出せ無い為、煙草や珈琲といったものは栽培できずに苦労しているとか。
尚、現在ではポータル技術が発達しパソコンやスマートフォンで簡易ポータルも引いている(当然魔力は必要であるが)。
地名などは人間には聞き取れないので「魔界」と称している。
森羅万象から放出される生き物の恐怖心、負の感情や思いなどで魔界には絶えず魔物が誕生し、それを糧に魔界の者は生活している。
ケダモノやクリーチャーと表現されるような魔物が殆どで所謂ヒトの形をした魔人は高貴な存在とされており、また非常に高い魔力を有している。
魔人であっても容易に立ち入ることを禁じられているのが魔王城であり、濃度の高い瘴気により弱い魔物は近づく事すらままならないとか。
しかし何故か近頃は魔人の間で観光スポットとして知られている。
火山や森、砂漠なども存在しておりそれぞれ領主が存在するとかしないとか。魔王は国務、政務に追われる中、ありとあらゆる世界からやってくるお節介な勇者達を追い払っている為、それなりに忙しい。
とてつもなく広い為、何階建てだったかもあまり覚えておらず放置されている部屋が殆どだとか。
その中に配信部屋なるものが存在している。部屋のインテリアはかなり人間界に寄せて作ったとか。
多数の執事やメイドが存在しているがその殆どがコウモリであり、魔人の姿をしているものは数少ない(募集中)。
ちなみに雷を蓄える魔物を利用している電気はよく消し忘れる。
(イラスト/鳥海めがね)